もっと施設にレクやお話をする時間を増やそう!!
このプロジェクトは、ICTでケアする人を支援することを目的にしています。
介護を行うロボットではなく、介護を行う家族や介護職に余裕を感じられる時間を持ってもらうことを目的としています。
介護の仕事に就いたことはありますか?
私は介護現場で働いていて、いつも残念なことがありました。
それは、本来すべき仕事は「余裕を持っておトイレにお連れすること」や「悩みのお話をお聞きする」とか、「お風呂にゆっくり浸かってもらう」ことだったはずなのに、いつの間にかそうで無くなってしまうこと。
行政への提出書類の作成
(例えば、職員が転職した場合、港区と、渋谷区と品川区と、東京都全部に全く同じ意味の書式がちょっと違う書類を出さなければならない。)
沢山の記録書類、洗濯や食事の準備、送迎表の準備・・・
これらに追われて、何のために働いているのかわからなくなってしまいました。
AIやロボットが介護をする前に、温かい人の手が、もっと高齢者に、障害を持っている人に、子供に届くようにすることも大事なICTの仕事のはず。
そういう理念に共感したIT企業と介護事業会社の集まり。
それが、「介護施設ICTプロジェクト」です。